三国志暴言失言グランプリ!
皆様が思い浮かべる三国一の暴言失言とは何でしょうか?
私の一押しは呉の太子(孫登なのか、孫和なのか?)の「諸葛恪は馬糞を食え」ですね(お食事中の皆様、申し訳ございません!(^ ^;))。
王族、それも太子ともあろう人がそんなお下品な発言をしてもいいのでしょうか(笑)? やはり孫権の教育が悪かったのかしら…。
孫権といえば、「曹操だって孔融を殺しているんだから、俺が虞翻を殺したっていいべ」って発言もありますね(^ ^;)。
fate_caveさんのご質問に、「諸葛恪」の名が出ましたんで・・・。
「諸葛恪」の口から生まれたかのような発言の数々・・・。
まず、暴言失言ではありませんが、
6歳のとき、孫権が驢馬の顔に、
「諸葛子瑜」と書いて父親の面長の顔を揶揄したら、
「之驢」の2字を書き加えたという小賢しい逸話から始まって、
「父と叔父(諸葛亮)では、
父が上です。父は仕えるべきところを知っていますが、叔父は分かりません。」
孫権が「近頃血色がいいな。」
「富みは家を潤し、徳は身を潤します。
私は己の行動を正すことによって身を潤しています。」
と、媚を売ったりゴマをすったりの発言。
孫権が、蜀の使者に「丞相(諸葛亮)どのに、甥っ子(諸葛恪)に良馬を送ってやってくれ」
と半分社交辞令を述べたら、
「蜀は陛下の厩なので、馬が送られてくるでしょう。」
と空気を読めない発言。
費禕が使者に来たら、
「鳳凰がきたら麒麟は食事を中断するのに、
驢馬や騾馬はバカだから食事を止めない」
(まあ、費禕も大人気ないですが・・・。)
「鳳凰ではなく燕雀ていどが来て、燕雀のくせに鳳凰だと喚く」
(売り言葉に買い言葉ですが、これでは・・・。でも相手は同盟先の相)
孫権に耳に穴が開いた馬を献上したら、范慎がからかって
「家畜でも気をうけて生まれてきたものに傷をつけるのは、仁をそこなう」
「母親の娘に対する愛情はもっとも篤いのに、
珠飾りをつけるために娘の耳に穴をあける。
馬の耳に穴をあけることが仁をそこなうことになるか?」
張昭が「白頭翁の対の白頭母を探させよう。」
(自分の頭が白髪頭だから揶揄されたっていう張昭の言いがかりですが・・。)
「鸚母(オウム)の対となる鸚父を探してから言え。」
(失礼ながら老人の戯言、むきになってどうするの・・・。)
fate_caveさんのご質問の例の、
「諸葛元遜は馬の糞を食らうべし。」
「太子には鶏卵を食べてください。
糞も鶏卵も出どころは同じ」(昼時にスミマセン。)
(驢馬や馬、動物類のエピソードが多いですね。)
もう、失言、KY発言のオンパレードです。
案の定「口和災いの元」皆さんに嫌われ、
父の諸葛瑾には「この子で諸葛家は断絶するだろう」とまで言われ、
叔父の諸葛亮には、
国を越えて立場を超えて
「大役を任すのは不安」とまで心配される有様。
孫峻に殺されますが、
悪夢を見て、朝から不吉なことが起り、
飼い犬が危機感を感じて着物を噛んで止めるのも聞かず、
自業自得の最後でした。
ここはあえて趙雲で趙氏との
再婚を断った理由についての一言。
「趙範は追い詰められて降ったに過ぎず、内実は判った物では有りませんし。」
ここまでは良いのですが
「天下に女は少なくありません。」
・・・清廉で悪意がないなのは分かりますが
最後の言葉は何かと曲解される失言かと。
暴言で考えるとやっぱり孫権ですかね。
これも中原とは違う江東の気質なのかも。
寝起きの頭で思いついたのが…孔融
陳韙「小さいときは利口でも、大きくなったら利口とは限らない」
孔融『貴方様は、小さいとき、さぞ利口だったのでしょうね』
10歳で…大人を侮辱するか(汗)
まぁ…先に言われたんだから仕方がないのかもしれませんが…
思い出したらまた来ます(@@)。oOぽけー
追記…暴言でも失言でもないのですが…
女の子に「大虎」「小虎」って…どんだけ虎ですか…孫権につっこみたいですね。
(阪神が優勝したら、長江に飛び込むのか?)
まぁ…「大虎」は相応しいかもしれませんが(名前負けしてません)
私は張昭爺さんの「ワシが諫言するのは太后様に後事を任されたからですぞ!!」でしょうか。孫権に面と向かって「別にお前に忠誠誓ってるわけじゃねーぞ。勘違いすんな」て言っちゃってます(汗)そりゃ孫権の立つ瀬がねーよ…
あとは魯粛。赤壁後、真っ先に(笑)飛んで帰ってきた魯粛を出迎えにきた孫権が「あなたが馬から迎え下ろしたなら、十分功績に報いたことになるだろうか?」と言ったところ、「不十分です」と。これだけでも周りがドン引きするほど不敬なのに、あろうことか「陛下が中華を統一し、皇帝になり、天子が賢者を迎える馬車で迎えに来られたとき、初めて十分だといえます」と。
…アホです。そういうのは孫権と2人っきりのときに言えよ。崔琰とかいたら間違いなく刀抜いて斬りかかってるでしょうね。
暴言といったら『今天下英雄,惟使君與操耳,本初之徒,不足數也』かな
禰衡さんも凄いけど曹操の『英雄は英雄を知る』のエピソードも凄いと思う
『天下の英雄と呼べる者はこの私(曹操)と君(劉備)だけだよ 本初(袁紹)では役不足だ』なんてお前!そんなこと言って官渡で苦戦してるし弱気になって荀彧に励まされてるじゃねえかと突っ込みたくなります 江表伝を信じるなら赤壁でも敗退してるし…
これって三国一の暴言じゃありませんか?(笑)
「鶏肋」と曹操がそっと呟いて、そのことを聞いた楊修が撤退と解釈して曹操に粛清されてしまう。
後継ぎ問題のこともあって楊修にはとんだ災難。
暴言失言と言えば、まず何を差し置いても禰衡さんでしょう!
陳羣→豚殺し
司馬朗→酒売り
荀イク→顔を借りて葬式に行くのに丁度良い(つまり見かけだけは立派)
趙融→台所で接待させろ(大飯食らいだから)
故郷の荊州に帰る時に人々が送別の宴で意趣返しをしようとして、わざと立ち上がらず無視すると、いきなり泣き出し「立ち上がらない(つまり動かない)屍と棺桶に囲まれて悲しい」と言ってみたり。
良く言えば「ウィットに富んだ毒舌家」ですが、まあ普通に考えて「言い過ぎコージー(違)」でしょ(爆笑)。
そりゃあ、殺されたって文句言えませんわな( ̄∀ ̄;
「臥龍・鳳雛、そのどちらかを得れば天下を取れるだろう」
どこが!?
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