三国志の後半
劉備、曹操といった面々が退場すると諸葛孔明が主役級の人物として描かれている本が多いと思いますが、彼以降の時代を詳しく描いた本はありますか?また、名将と讃えられている人物は誰でしょうか?
魏においては、司馬一族の興隆、呉においては孫権の老害、蜀においては劉禅の怠惰などが目立ち始めると思います。
三国志演義がいちばん詳しいとは思いますが、柴田練三郎の「英雄生きるべきか死すべきか」が、さほど詳しいわけではありませんが、読みやすいと思います。文庫本でも出ていて、最終巻で孔明の死後から晋が成立するまでが描かれています。姜維の闘いから蜀の滅亡、仲達からの司馬一族の興隆と簒奪、呉の衰亡などが把握できます。あと、宮城谷昌光氏の三国志がどこまで扱ってくれるのかに期待しています。
名将としては蜀ではやはり姜維、魏では仲達や鍾会・鄧艾といったところでしょう。呉では陸遜・陸抗親子ですかね。
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定番ですが、これを読破するのが良いかと。
諸葛孔明没後の(も)名将は・・・
魏:司馬懿・司馬師・司馬昭・鄧艾・羊祜・杜預・郭淮
呉:陸抗・丁奉・鍾離牧
蜀:張嶷・羅憲・(姜維・夏侯覇)
こんなところでしょうか。
姜維・夏侯覇のコンビは「出たら負け将軍」って感じであんまりよくないんで()にしておきました。
確か陳舜臣の中国の歴史だか小説十八史略に書いてありましたよ。なかなか小説で書かれてあるのはないので面白く読んだ記憶があります。
正史を読まれてはいかがでしょうか?大変詳しく書かれていますよ。名将とたたえられている人は・・たくさんいますよ。
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