三国志のエピソードの中で一番面白いと思うものはなんですか?
あなたのお気に入りを教えてください
できれば正史の事柄、もしくは真偽性の高いものでお願いします
虞翻伝に出てくる孫権の言葉。
「今後わしが酒を飲んでから誰かを殺す命令を出しても、それは無効じゃ」
…完璧アホです。これからも殺す命令出す前提かよ^^;酒を自重しようという考えにならないあたりが実に孫権らしい。
このきっかけとなった事件があります。宴席での虞翻の振る舞い(このときの虞翻の行動は誰でもカチンとくる行動だけど)が気に喰わなかった孫権は虞翻を斬り殺そうとした。側近の劉基にたしなめられるが中々怒りはおさまらない。このときの言い合いも面白い。
劉基:「酒の席で殺しをやったら相手の落ち度でもこちらの非になります。」
孫権:「曹操だって孔融とか殺してるじゃねーか!何で俺が虞翻殺しちゃいけねーんだよ!」
劉基:「うん、いや、だから曹操もそのこと批判されてんじゃん…」
孫権ったら完全に開き直ってます。まぁその後きっちり反省してるんですが、張昭にこっ酷く叱られたからじゃないかと勘繰ってしまいます。この男が自ら反省するとは考えにくいんですよね。
呂布の話。正史です。
彼が董卓に反旗を翻した本当の理由。
(正史ですので、ちょうせんは存在しないと考えてお読みください)
皇帝を擁し、天下に覇を唱えた董卓は、可愛がっていた部下である呂布に、毎日様々な美女をあてがった。
ところが、これに呂布は強い嫌悪感を抱く。
なぜならば、彼の愛する妻が悲しんだからだ。
そう、呂布は大変な愛妻家である。北方騎馬民族である彼は、民族の習慣で、さらってきた娘を妻にした。
ちなみに、彼の母も、同じ境遇。
むりやり妻にしたのでなく、土下座して頼みこんで妻になってもらったのである。
そんな妻を悲しませる董卓を許すことが出来ようか?
はたして、呂布は反旗を翻し、愛する妻のため、董卓を葬ったのであった。
郭氾がある宴会から帰ってきた時に
毒を飲まされたと思いそれを
妻に言うと
妻が茶色い液体を持ってきた
それを郭氾に飲ますと
郭氾はおう吐をして助かったとゆう
妻の持ってきた茶色い液体は
うんこを水にまぜたものだったといわれている。
奥さん賢い。
劉表には大切に飼っていたペットがいたという
そのペットは牛だった。
その牛は1000斤を超え
人を乗せて歩くどころか
立つこともできなかった。
それなのに劉表は人にたびたび見せて自慢したという。
そして劉表がしんで曹操が来た時
曹操は牛を殺して兵に分け与えたという。
合理的な曹操と
非合理的な劉表のちがいですね
陳登伝注より荊州時代の劉備、許汜、劉表3人の宴席の最中のやりとり
許汜「陳登は天下に名がしれているが、驕慢な人物だ」
劉備「劉表様、許君の言われる事をどう思われますか?」
劉表は困惑するばかり
続けて劉備が許汜に問いかける
劉備「陳登を驕慢といいますが、何かあったのですか?」
許汜「陳登は客をもてなすという事を知らない。私がせっかく訪ねたのに口を聞こうともせず、自分は寝床で寝てるのに、私を床で寝かせたのだ」
劉備がすかさず言い返す
劉備「貴方は天下に士として名が知られていながら、自分の財産の事ばかり気にして碌な進言もしない。貴方のそういうトコロを陳登は忌み嫌ったのです。私なら貴方を床どころか地べたに寝かせますな、陳登はまだやさしい。」
劉表は大笑い
劉備の口の悪さと陳登へのフォローが面白すぎる(原文だともっと大仰にコケにしている)
『呉書』張昭伝より。
遼東の公孫淵が臣従を申し出てくると、孫権は使者を遣わして燕王に封じようとした。張昭はこれを諫めたが聞き入れられず、病気と称して参内しなくなった。孫権が怒って張昭の家の門を土で塞ぐと、張昭も内側から土を盛って対抗した。
公孫淵が使者を殺して裏切ると、孫権は非を認めて張昭に詫びに行ったが彼は頑として出てこない。孫権は門に火をかけるなどして脅した。それでも張昭は参内を拒んだが、恐れをなした息子達に無理矢理連れ出され、渋々孫権の謝罪を受け入れた。
…2人とも駄々っ子か!(爆笑)
時天旱禁酒,釀者有刑。吏於人家索得釀具, 論者欲令與作酒者同罰。雍與先主游觀,見一男女行道, 謂先主曰:「彼人欲行淫,何以不縛?」先主曰:「卿何以知之?」 雍對曰:「彼有其具,與欲釀者同。」先主大笑而止。(正史三国志・簡雍伝より)
劉備が禁酒令を出した際、酒造の器具を所有しているとして告発された者がいた。簡雍が劉備と共に成都の市街を歩いていた時のことである。簡雍は若い男女を見て、劉備に向かって「これは淫行に及ぶから取り締るように…」と言った。劉備が「何故か?」と訳を尋ねると簡雍は「あの2人は淫行の道具を持っておるから」と答えた。劉備は笑い出し、酒造器具の所有者を赦す事にしたという
華佗伝より。
ある人が病気になり、華佗に診察してもらうことにした。しかし華佗はまともに診ようとはせず、法外な薬料を要求したりした。その人はついに怒りをぶちまけた。すると途端に病が治った。実は華佗は怒りを発散させることにより病が治るとわかり、わざとそのような事をしていた。
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